いよいよ第12回を迎えるスリール亭。「パン屋」と「落語」のミスマッチも、すっかり定着したようです。
今回は、いつも元気いっぱい、パワー満載の一蔵さんです。大笑い必須。
日時 2017年5月13日(土)19時~
出演 春風亭一蔵
開口一番 春風亭一花
今回のレポートは、準備の様子をちょっとお見せします。
高座づくりです。まずは、巨漢の一蔵さんに、一番近い?店長が、高座となるテーブルにのって・・
スタッフ皆で、客席に座って、本日大入り満員のお客様みんなが楽しめるよう、客席の位置をチェック。
やっぱりこっちのほうがいいかな、階段に座る人の座布団はこちらで・・など、短い時間にディスカッションしながら。
左のキッチンでは、懇親会のパンやら、レストランやカフェに配達する食事パンやらを、最後の仕上げ。本番が始まる前に、全部焼き上げて、静かなキッチンにしなくてはなりません。ランチの片付けや、本日16時のケータリングもこなしながらの大わらわのひと時。
開演1時間半以上前から並んでいるお客様。雨模様の中、早めに準備を終えて、着席いただきました。今回は本当に大入りを超えてしまい、お断りしたお客様には申し訳なかったです。
この日しかないパンのセットも大人気。お買い物したり、おしゃべりしながら、わくわくの開演前です。お席は皆さんが譲り合い、「足だしてください」「もっと詰めても大丈夫ですよ」など、あたたかい言葉の掛け合いも聞こえ、ありがたいことです。
さて、前座の一花ちゃんがもっているとおり、今回の演目は、
堀之内(一花)
鷺とり(一蔵)
らくだ(一蔵)
一蔵さんの迫力ある熱演に、会場は大笑いの連続でした。本当に、噺家さんはすごい。ライブは面白い。
落語は今日が初めてという方も、一蔵さんのファンの方も、古典落語の通の方も、皆が一緒に、大笑いの時間を過ごしました。
さて、恒例の「ワンコイン、パンを食べる懇親会」の時間です。お客様のほぼ100%が残ることで有名になったパン屋の懇親会。
噺家さんの熱演の後は、パン屋の熱演の番です。
次から次へと出てくるパンを食べながら、噺家さんを囲んで、落語の話や楽屋話、わいわいがやがやと過ごしました。
楽しい懇親会の締めは、一蔵→店長→一花のリレーで、三本締め。
一蔵・一花コンビは、同じ一門ということもあり、息がぴったり。ここでもまた大笑いの中に、第12回スリール亭は幕を閉じました。
60名近いお客様となり、窮屈な思いや、お天気も雨で寒いなど、心配しましたが、来るたびに大きく成長しているおふたりの熱演とサービス精神に、会場は本当に温かい雰囲気になりました。
次回は、7月22日土曜日。春風亭正太郎さんです!
★今日は、急きょ、NHKテレビの「おはよう日本」のカメラが入りました。放映は5月22日7時半だそうです~。★
一蔵さんも、感想のせてくださってます。http://www.makure-ichizo.com/posts/2381396
一蔵さんの、今後の予定もみてくださいね。5月27日(土)『一蔵ひとりの会 スペシャル』、おすすめです。