2019年10月8日(火)〜11月2日(土)
季節ごとに、かわいい刺しゅうのワークショップを開催している荒木伸子さん。
パンオスリールでの3回目の個展を開催しました。
今回は、切り絵と刺繍でつくったカレンダーの展示。
そして、見たら絶対に欲しくなる、ミニミニブローチの販売もありました。
荒木さんのオトナかわいい、刺繍や切り絵に 囲まれて、ほっこりとした雰囲気に包まれたパンオスリールでした。
●カレンダーで展開される12カ月の刺繍と切り絵とぬいぐるみ------------
店内に入ると、まず目に飛び込んでくるのが、カフェスペースの大きな壁面に飾られたハロウィーンのぬいぐるみたちです。カボチャ、魔女、黒猫・・。立体的なぬいぐるみを丸い額にはめ込み、刺繍もあしらったダイナミックな作品です。期間中はハロウィーンで街が盛り上がる時期。パンオスリールもハロウィーンの雰囲気に包まれました。
5年前のギャラリー展示では、和紙を使ったかわいい切り絵を展示した荒木さんですが、今回は、切り絵に加えて、本格的に指導も始めた刺繍、そしてずっと取り組んできたぬいぐるみをコラボさせることにチャレンジしました。
12カ月、それぞれをイメージした動物の切り絵の中には、刺繍のステッチが盛り込まれています。さらに、額の周囲には、絵の中から飛び出て、ぬいぐるみになった作品たちが一緒に展示されています。
まるで、絵本の中から動物たちがひょっこりと抜け出たような楽しさがあふれた展示です。
こちらは、パンオスリールのパンたち。いつもパンオスリールに立ち寄り、たくさんのパンを食べてきた作者ならではの、マニアックな(笑)チョイスです。そっくり~。マグカップも紅茶も!
●見たら絶対に欲しくなる小物たち-------------------
荒木さんは、小さなぬいぐるみを作るのがとても上手。なんともいえない形と表情。そして素材の選び方が、見る人を虜にしてしまう、独特のセンスを持っています。今回はきのこが人気でした。
マッチ箱のような小さな箱におさまったハリネズミと糸巻。かわいすぎます。
そして、今回のメインテーマであるカレンダーの作品たちは、持ち帰って1年楽しめる小さなカレンダーになりました。2020年は、おうちでゆっくりと作品を楽しめますね。
会期の後半には、カボチャ大王も参加。これは、パンオスリールのかぼちゃのパンと一緒に来年も並ぶことになりましたよ。
●恒例の刺繍ワークショップ------------------
日時:2019年10月19日(土)17時
季節ごとの開催している、荒木伸子さんの刺繍教室。 今回は、特別。荒木さんのギャラリー展示が開催されている期間中のワークショップなのです。
今回は、フランス刺繍で星の王子さまの刺繍(ミニ額)をしました。
刺繍糸をぐるぐる巻いていくスパイダーズウェブローズステッチで立体的な薔薇、 コロコロと可愛いフレンチノットステッチで羊の毛を表現したり、 楽しい刺繍の時間となりました。
手芸はあまりしない、という方でも分かり やすく、先生がお手伝い。
一人の作業でもみんなですると楽しいチクチク時間になりました。
仕上げの時間には、パンも登場。食べながら、お茶を飲みながら、さらに楽しい時間となりました。
★今回のお教室に初参加の虹囲ななさんが、you-tubeで、教室の様子をアップしてくれました。
ぜひご覧ください。
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さて、1カ月はあっという間。秋のパン屋を、ほっこりとした空間に彩ってくれた荒木さん。
ありがとうございました。刺繍のワークショップ、次回は2020年1月25日。冬の会です!ぜひご参加ください。
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作家プロフィール
荒木伸子:女子美術短期大学グラフィックデザイン卒業 刺繍、ぬいぐるみ、切り絵等の制作をしています。 インスタグラム@honeydale_altoツイッター@wafflapple