地元の中学生職業体験にきました!

2015年7月7日~10日まで、地元渋谷区の中学2年生が、職業体験に来ました。この1週間は、渋谷区中の中学2年生が、役所や商店、カフェ、消防署などに散らばって、ハタラク学習をするのだそうです。

パン・オ・スリールに体験に来たKさんは、「パン屋さんになりたい」という将来の夢を持ち、小学校のころからクッキングスクールでパンの作り方を勉強してきたツワモノ。しかも、学校から「パン屋さんなら自分で探してください」といわれ、自ら体験依頼をしてきたやる気満々の中学生です。

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お仕事は、パンを棚に並べる、店頭の接客、カフェの運び役からはじめ、まずは「いらっしゃいませ!」が大きな声で言えるようにが目標です。ほかにも、店内の清掃、パンやサンドイッチの袋詰め、3日目には、待望のキッチンでのパン製造のお手伝いもしました。

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やりたい!という気持ちが一番の原動力。事前にしっかりとパンの種類や生地、店のイベントについてなど予習をしてきたKさん。若さも手伝い、あっというまに価格も暗記。

今日覚えたことを明日はしっかりやりたい、今日できなかったことを明日は必ずできるようにする。。と、日誌にもポイントチェックをして、いや~、見習いたいです。

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職場体験は短期間なので、スリールとしては、できるだけたくさんの人に接し、学校や家庭では得られない体験をしてほしいと思いました。スタッフはもちろん、ギャラリーの作家さん、イベントのうちあわせにきた渋谷ボランティアセンターのスタッフの方など、いろいろな人と話す機会を意識的につくりました。フェイスブックでお知らせしていたので、「中学生職場体験」という名札を付けた彼女には、常連さんから「中学生がんばれ」という声掛けもたくさんもらいました。

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Kさんには、自分が受けてうれしいと思えるような行動をすることだけを繰り返し話しました。細かな業務はいろいろありますが、基本、それがすべてですので。

そうするうちに、ベビーカーの人が来たら段差のある店内に入ることをお手伝いするなど、自然に気付くようになっていった気がします。

あっというまの4日間。また来てくれる堅い約束をかわし、また、スリールファミリーが一人増えました。

 

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