毎日スープを作り続ける研究家でもある有賀薫さん(ライター・画家)恒例のイベント「スープラボ」が、ゴールデンウィークの初日、5月2日(土)に開催されました。今回は、テーマが「パン」ということで、ハード系パンを愛するコミュニティ「ハード系パンの食べ比べ」を運営する大谷えり子さんとのコラボイベントということです。
スープと合わせるパンの一つに、パン・オ・スリールの「ブドウ酵母のカンパーニュ」を選んでいただきました。
木曜に焼いた3日目のカンパーニュと、焼きたてのカンパーニュを購入いただき、食べ比べするというユニークな試みに挑戦されたそうです。興味津々。
フレッシュなパンはみずみずしく、外はパリッとしています。一方、3日目のパンは水分も飛んで目が詰まり、味が慣れてきます。断面もずいぶん違います。(左が本日のパン)
合わせるスープは、新じゃがとディルのポタージュと、
牛肉とオニオン・パンのビールスープ。おいしそう!
新じゃがのスープは、パンオスリールの春のランチメニューでも合わせていますし、スモークサーモンとポテト・ディルのサンドイッチやパンもあります。やっぱり合うのですね。ふむふむ。
「もともと、『スープ』という言葉はもともと『パン』を指していた言葉だそうです!今ほどパンがソフトではなかった時代、かちかちになったパンをおいしく食べるために野菜や肉の煮汁でふやかして食べたのがはじまりで、そのパンのことをフランス語で『ソップ』と言います。これが後に煮汁そのものを指す言葉になったのです」ということ。有賀さん、勉強になります。
他にも、おいしそうなパンとスープの組み合わせをいろいろ試した楽しい会となったそうです。次回はぜひ参加したいものです!
※ 写真・文章の引用 有賀薫さんのサイト https://note.mu/kaorun
スープラボ、スープコレクションなど、美しい写真も楽しめるサイトです。