2020年 3月17日(火)- 28日(土)
3月のギャラリーは、初めての、スタイル画の世
1年365日.自身の装いを描き続けた三浦文子さんの、リアルな日々のコーデ
私服も展示。
彼女自身のそのときそのときの思いを綴った短いエッセイ
三浦さん談「沢村貞子さんの毎日の献立本に出会い、私は洋服でやってみようと思ったのが始まり。
スマホを持たないわたしは絵を描いてきた。自力インスタ!ご覧ください。」
●私服も展示!参考になる!の声続出。普段着の魅力はコーディネート(^.^)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
三浦さんは長年、洋服のお仕事をしてきました。店頭で、お客様が服を選ぶとき、「このブラウスすてき」と、単品で購入する人が多いそうですが、服は、靴や小物も含めて、トータルで考えると、楽しいしとてもおしゃれになる。プロとして、トータルコーディネートを考える上でも、毎日の自分の普段着をスケッチすることを思い立ったそうです。
今は、スマホで撮ってInstagramでアップする、、という手段がありますが、なんと、三浦さんはいまだ、スマホを持たないことから、得意なスケッチを、スケッチブックにコツコツと書き留めていくという方法を選びました。
窓際のカフェスペースには、アンティークな風合いの額におさめたとっておきの2枚が。こちらには生地を貼り付け、同じデザインでも全く異なるふたつの服ができあがることがよくわかります。
スケッチの合間合間に、ミニエッセイも。そのときそのときの彼女の生活や、心の動きが垣間見える文章。服と言葉。新しい切り口で、一人の働く女性の生き方に共感した人も多いはず。
●雑誌「kurashi」に連載されたスタイル画・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
店の入り口近くの棚には、三浦さんが連載した雑誌が並びました。1週間のコーディネートの提案。それぞれのスタイル画には、生地を貼り付け、季節感や、服の楽しさが表現されています。
こちらは、楽しい男女ペアのコーディネート。モデルは、三浦さんの洋服の師匠、インコントロの社長・赤峰氏です。ペアルックではないのですが、それぞれのおしゃれがマッチするすてきな見開きスケッチです。
●ワークショップは大人の着せ替え人形・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2020年3月20日(金) 午前の部、午後の部 全2回開催
三浦さんが、どうしても開催したかったワークショップが実現しました。
たくさんあるハギレの洋服生地を使って、布地を切ったり貼ったり、自分だけのスタイルを作るワークショップです。
まるで、着せ替え人形をするように、スケッチブックの上で、自分だけのスタイルを作ります!
いつもの自分から、なりたい自分に変身してみる小さな
帽子に靴にバッグ。洋服をトータルで俯瞰してみるひとと
ご予約のお客様にとどまらず
『パン食べて端布で遊ぶ春の宵』
皆が、日々の献立を考えるように、日々の身支度についてゆっくりと考える機会になったかもしれません。シンプルだけとおしゃれ。これが一番難しい。色の差し方、柄の使い方など、いろいろ考える機会になりました。
会期中は、三浦さんの同僚や先輩後輩が多く訪れ、店内はおしゃれな方でいっぱいに。
コロナが、まだまだ日本にそこまで広がるとは想像できなかった頃。多くのお客様で賑わいました。
三浦さんは、この展示を契機に、ネットでの発信も開始。Instagramで引き続き、ご覧になれます!
https://www.instagram.com/ayakomiura/?hl=ja
お問い合わせ先 三浦文子 miu4djn@yahoo.co.jp
プロフィールーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
三浦文子
女子美術短期大学卒
洋服の販売の仕事を続ける傍ら、イラストを描き始めました。
2018年1年間 雑誌『kurashi』 に着こなしのイラス
現在はマーガレット・ハウエルで販売の仕事をし、