【報告】ギャラリー65 力を合わせてできること展(本田晶大展覧会とワークショップ)

2019年7月9日~27日

 7月の展示は、パンオスリールと長くて深いご縁のある、本田晶大さんの3週間でした。

一人でできるより二人でできるほうが、はるかにたのしくて、うれしい。そんな二人のメッセージです。

 

「どなたのデザインですか?」「かわいいですね」と、いつもいつも聞かれる、パンオスリールのロゴ。

それをデザインしてくれた、パンオスリール専属アートディレクターが、いよいよ、ベールを脱いで、少しずつお披露目していきます。

 

 

●ギャラリーをにぎわした二人------------------------------

 

本田晶大さんは、大手広告代理店のアートディレクター。

店内には、彩るかわいい手書きのイラストが勢ぞろいしました。白く塗りつぶしたキャンバスに、ひとつひとつ手描きした、双子のようなふたりが、二人でできるとうれしいメッセージを届けます。

 

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 店内のもうひとつの大きな壁面には、カッコいい服が並びました。

既存のTシャツに、穴をあけたりデザインした布を貼り付けたり。

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これは、本田晶大さんの息子さん(高校一年生)の作品です。そう、今回のギャラリー展示は、「二人の子供たちの絵」であると同時に、

親子二人の展示でもあるのです。ひとつとして同じもののないイラスト、そしてひとつとして同じもののない洋服。オリジナルを追及する親子のそれぞれの挑戦です。

 

 

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●本田晶大さんはスゴイ人 その①----------------------------

本田晶大さんは、雑誌ソトコトの創刊当時から表紙、環境広告をデザインをしてきた敏腕アートディレクターです。

毎月の特集を一枚の広告デザインに仕上げてきました。特集は、温暖化・生物多様性・社会的起業・地域・NPOなど、多岐にわたります。

伝えたいことを、ギュッとひとつのデザインに凝縮するアイディアは、一人で考えたものだそうです。

ソトコトの巻末に掲載され、表紙になり、電車の中刷りになり、、多くの人の目に留まり、足を止め、考えたくなるような一枚のデザイン。

 

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 パンオスリールのパンも、登場したことがあります。

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●本田さんはスゴイ人 ② ---------------------

本田さんは、「アクティブラーニング こんなのどうだろう研究所に所属し、教育について研究しています。

http://www.konnano-dodaro.jp/

本田さんは、小児科「みくりクリニック」で、子供が育つ環境を総合プロデユースしています。発達に隔たりをもつ子供もそうでない子も、自ら考え、発想し、一緒に楽しめる独自のクリエーティブプログラムを多数提案しています。

https://www.micri.jp/consultation/micri-ative/index.html

 

 

●パンオスリールとのご縁--------------------------

本田さんとパンオスリールのご縁は、2011年。8年も前にさかのぼります。

まだ、店舗もなく、一人でパンを焼いてレストランに卸していたころに、ロゴをデザインしてくれました。

それがパンフレットやホームページになりました。

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そのころのレポートはこちらです http://onsundaybake.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/pain-au-sourire.html

そして、2011年。今の場所にベーカリーカフェをオープンする際に、パンフレットも、メニューも、プライスカードも、店の看板も、ユニフォームも、カフェメニューも、パンを包む袋も、、店内のどこでもみかける、パンオスリールのシンボルのロゴをお願いしました。

 

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パンオスリールこの地に店を構えるよりずっとずっと前から、ボランタリーに関わり続けてくれている、パン屋のアートディレクターです。

 

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さらに、開店からずっと続けてきた落語会「スリール亭」のご案内など・・。

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 ●参加者大満足の二つのワークショップ  ————————————————————–

さて、今回の展覧会では、店内を彩るかわいい手書きのイラストに加え、「だれでもデザイナーになれる」楽しいワークショップを開催しました。オリジナルをつくる魅力とこつ、何より楽しさをを、てほどきしてもらいました。

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ワークショップ だれでもデザイナーになれる!

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第1回 自分をうりこむ名前デザインを作ろう-----------------

7月20日(土)17:00 

これは、名刺を成果物としたワークショップですなのですが、名刺を作ること以上に、自分の特徴ってなんだろう?と考え、それをデザインにするとどうなるだろうと想像する・・そしてつくったものを見てみんなでわいわいと楽しむ。。そのプロセスの中に学びがあるワークショップでした。

 

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第2回 オリジナルのTシャツづくり 好きなポケットをつけよう-----------------

7月27日(土)16:30~ 

こちらは、店内のもうひとつの壁に、手作りの服を展示した、本田さんの息子さん(高校一年生)が先生のワークショップでした。

 

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先生が用意してきた、生地も柄もかわいくて、ユニークなポケットを使って、自分だけのTシャツを完成させます。

こちらのワークショップも、自分で着てみたいTシャツを完成させることがゴールですが、考えたり想像したり、ひらめいたりといったプロセスを楽しみ、私だけのオリジナルをつくる楽しさを体感するワークショップでした。

 

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先生の用意してきたポケットは、大きな穴があいていたり、鉛筆一本だけはいるサイズや、透明など、ポケットの概念を越える発想力。そのうえ、すごいミシンの腕前に、彼を自然と『先生』と呼んでしまった、かなり年上の参加者のみなさんでした。

 

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RYUAくんの自作のポートフォリオ。圧巻です。

インスタグラムはこちらです https://www.instagram.com/ryua102213/?hl=ja

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●また2021年に。「力をあわせてできること展」----------------------

 

ひとりよりふたりでしたほうが楽しいことはいっぱいある。

それを実践した、本田晶大さんと、息子さんの、ユニークな展示会。

オリジナルを産み出すことの楽しさは、パンづくりと同じですね。

果てしない可能性を秘めた『力をあわせてできること展』は、再来年、またパンオスリールにやってきます(^.^)

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この、かわいいイラストと、なんともいえない素敵なメッセージ。

 

 

 

 

    

 

 

 

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