【報告】1/27 環境・開発連続勉強会 貧困の根絶と持続可能な世界への移行:「ポスト2015」の実像を探る

セミナーシリーズ<環境・開発連続勉強会 貧困の根絶と持続可能な世界への移行:「ポスト2015」の実像を探る>

◆持続可能な産業発展を問う=新興国ブラジルを通じて=

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2015年末を期限とする「ミレニアム開発目標」に代わる新しい時代の開発目標を追求する<ポスト2015>プロセス。そこで提唱されているのは、「貧困の根絶」と、「持続可能な世界への移行」(トランスフォーメーション)です。新しい世界を目指すこの試みに、NGO・市民社会が提供できる固有の価値とはなんでしょうか。環境系・開発系のNGOが力を合わせて考え、提起します。

SDGs提唱国として影響力を発揮するブラジル。日本と経済的関わりが深く、遺伝子組み換え作物や土地収奪など多くの矛盾を内包するこの国の開発の実態から、私たちの目指すべき持続可能な産業発展のあり方を検討します。

日時:2015年1月27日(火)19時~21時 場所:森の酵母 パン・オ・スリール

講師: ・印鑰智哉氏(オルタ・トレード・ジャパン政策室室長)

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環境開発勉強会1

 

印鑰智哉さんのお話は、新興国ブラジルの光と影を、政治・経済・暮らしという多角的な側面からデータをもとに、時系列に説明がありました。映像を交えながらのお話は、とてもわかりやすいものでした。

法律が容認する遺伝子組み換え作物など、一般市民は受け入れていくだけ・・と思いがちですが、その状況を「影」とすると、一方で、「アグリエコロジー」という、伝統的な手法による農業や暮らしのあり方であることを知り、光の部分を広げていくのもまた市民の力なのだなと、未来への希望を感じました。

「持続可能な社会」とは・・目標は数値化できるのでしょうか?パン屋は何ができるかな。

この勉強会は、第1回。2月以降については、「動く、動かす」のホームページをご参照ください。

http://gcapj.blog56.fc2.com/blog-entry-332.html

◆地球規模と国内の課題に向き合うNGO=ポスト2015に向けて2015年2月8日(日)15時~16時50分場所:JICA横浜 かもめルーム

◆水から「持続可能な都市」を考える 日時:2015年2月16日(月)19時~21時 場所:TIP*S/3×3Labo

環境開発勉強会2

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