▽開催日 11月20日(木)10時~11時半
少しわかりにくいタイトルですが、パン屋の地域で子育てをする若いお母さんたちが、気軽に社会的な話(福祉・環境・政治・法律・・・)ができる場づくりを目指して活動しているKURASOUと、地域の多世代が一緒にご飯が食べられる場づくりを目指している eat&が協力して素敵な集まりを開催しました。
小さなお子さんも連れて気軽に参加できるよう、イベントスペースの一角にこどもコーナーを設けました。焼き立てのパンが行きかうキッチンからできるだけ離して、皆さんのテーブルでブロック!
焼き立てのパンを食べながら、少し身近な人”を ゲストに迎え、インクルーシブ、ダイバーシティについて、話をする企画です。今回の話題提供者は、木戸薫さん。 “知的”と言われる障害を持つ子の母。 共に学ぶ環境こそが お互いにたくましく育ち合うのだと、 その場を増やすべく活動しています。いろんな人がいてそれぞれが認められる社会、差別のない、 みんながのびのびとくらせる社会とは、どんな社会なのでしょう。
木戸さんが体験の中から感じた課題や心の動き、解決へのヒントなどを伺うと同時に、一方的にお話を聞くだけでなく、参加者全員と対話を重ねながらすすめていく手法。結果的にはそれぞれが新しい発見があり、次の自分の行動について考えるきっかけとなったようです。この場そのものが、インクルーシブな場、という感じがしました。誰しも何かしらの当事者であり、障がいを持つひとだけが必ずしも当事者というわけではないということじゃないかな、と思います。
こういう場が地域の中にどんどん増えていくと、いいですね。ある時は生徒になり、あるときは先生になって学びあい、考えを広めたり深めたり・・一つの答えを導き出すのではなく、
終了後、関心を持ったパン屋のお客様とも新たな出会いもあり、店でやることのおもしろさや可能性も見えてきた気がしました。また、春に第2回が開催となりそうです。
KURASOU.工房