【報告】ギャラリー103 「花実景」 Junko Atsumi 個展 2021_6月~7月

2021年6月29日~7月10日

パンオスリールの開店以来、何度も個展やグループ展を開催し続けてきたコラージュ昨家・渥美順子さんの今年のテーマは?

原点に戻り、季節のみずみずしい果実をデッサンするところから始めた今回の個展。

彼女が集めてきた古い紙や布物とのコラージュに、新鮮な果実が加わり、新しく、どこか懐かしい作品がそろいました。

 

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 Kajitsu_kei 作家より・・・・・・・・・・・・・

花の表情や実の成る様はとても魅力的 
記憶に刻まれている花実を見つけた時
大事な人に偶然出逢えたような嬉しさ
甘酸っぱくもあり、懐かしい空想景色
美味しいパンと共に、季節を感じる花や実のあるコラージュ作品を
お楽しみいただけましたら幸いです。
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昨年、いつものコラージュ作品とはテイストの違う、愛犬パセリを
モデルにした可愛らしい絵本展を開かせていただきました。
誰もが初めてコロナ禍の世の中を体験し始めた頃で複雑な状況下
迷い心配し、みんな気持ちがざわついていたと思います。
しかしこの美味しいパン屋さんは、ご近所さんやパン好きの方々に
日々必要とされ、気をつけながら足を運んで下さる方がいます。
そんなお店の壁面だからこそ、素敵に飾らせてもらおう!と思えました。 

 
未だスッキリしない状況ではありますが、昨年同様の気持ちでまた
展示させていただける事を嬉しく思っています。
ご高覧頂けますようよろしくお願いいたします。

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●搬入風景・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

渥美順子さんがパン屋のギャラリーに参加して8年目。このギャラリーを知り尽くしていることから、すべて「あうんの呼吸」で、壁面や棚を開けてお待ちするだけ。

気心が知れ、作品への信頼と期待もいっぱいの作家さん。今回はどんな世界をプロデユースしてくれるか、お客様の感覚で楽しみにしていました。

いよいよやってきた作品群。

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キットパスで、タイトルと、大きなひまわりにも挑戦!几帳面に塗り込み、大胆に色を混ぜて・・・。

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 肩が上がらなくなるほどがんばりました!!さあ、スタートです。

 

●店内はノスタルジックな作品に包まれて・・・・・・・・・・・・・・・・・

今回は、すべて同じ大きさの額に入った作品。きちんと並んだ様子はカフェの壁にしっくりとなじみました。

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窓際の壁面には、作品集にも収められた、過去の立体的な作品が並びます。

渥美さんの詩とともに作品を鑑賞する時間が、訪れた人の至福の時間。

作品002

 

作品1作品3 作品4 作品5

 

 

●カード、本など扇子あふれる雑貨類・・・・・・・・・・・・・・・

飾り棚には、作品を閉じ込めたカード類が並びました。こちらは終了後も店内で、年間を通してお求めいただけます。

 

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●楽しいワークショップ。私にもできる!コラージュ・・・・・・・・・・・

素敵なコラージュを、自分でもつくってみたいという方のために、2回のワークショップが開催されました。

布、紙、ボタン、リボン、写真・・。渥美さんの集めたかわいいものたちを眺めるだけでもワクワク。

思い思いに選んだあとは、おしゃべりしながら、誰かのためのカードを完成させていきました。

こんな時間は、渥美さんにとっては、一人作品に向き合うときとは異なり、ただただ、楽しい時間!

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●ほっこりする時間・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

会期の2週間。渥美順子さんは、いつもの道を、さらに足繁く通いました。

いつものように、パンの買い出しをしたり、いつもの席でのんびりしたり、いつもとは違う席でワークショップの準備をしたり。

今回のお気に入りのおやつはセムラ。スェーデンの伝統的なおやつ「セムラ」をアレンジして、季節のフルーツをあしらった、パンオスリールのセムラは、今回の渥美さんの作品と同じように、クラシックなものと、フレッシュなものの融合といえるかもしれません。

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ほっこりタイムには、多くのゆかりの人が訪れました。いつもの友人たちはもちろん、このギャラリーで出会った様々なアーティストたちも、かけつけました。

愛犬パセのファン、2代目ハニコのファンも!

 

 

 

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会期を終えて 作家より・・・・・・・・・・・・

ありがとうございました❤️】
昨日パン オ スリールさんでの作品展
『花 実 景』を終えることができました。
   
2週に渡り、花実のあるコラージュを見て頂きありがとうございました。
また気にかけて下さった方、皆さまありがとうございました。
   
毎日芳名帳ノートを見てドキドキし
お客様とお話してワクワクし
ワークショップは参加者のように楽しみ
パンとおやつをチラチラ見て葛藤し
全てが刺激的でした。
  
昨年から固まりかけてた思考が流れた感じがしました。
しかしカラダは凝ってます、良い疲れ。こちらも流して行きます☺️
  
これからまた何ができるかな、、

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Junko Atsumi ( あつみ じゅんこ)
コラージュ作家
   
京都 嵯峨美術短期大学卒業
約17年会社員として企画制作・販売促進の仕事を経験し退職    
2000年 以降グラフィック制作や、シルクスクリーンでの図案デザインなどを行う
2009年 クリエイターのハンドメイドを扱う「アトリエ アシェルカ」の展示販売に参加し
    10年に渡りコラージュを用いたカード類やインテリア小物を制作
2012年 水彩画家でイラストレーターの河田ヒロさん主宰グループ展に2018年まで参加
                         <銀座ACギャラリーにて>
2014年 新店舗を構え、ギャラリーとしても様々なアートを発信し続ける天然酵母のパン屋
「 パン・オ・スリール」にて、作品展、企画展を重ねる。
  2014年 5月 個展 モノ思うコラージュ展
  2014年11月 あたたかな贈りもの展(クリスマスの贈りもの)
  2015年 7月 クリエイターズ トートバッグ エキシビション(モノ作りが考えるトートバッグ)
  2015年12月 クリスマスまでの冬あそび (グラフィックデザイナー 君嶋ゆきこさん2人展)
  2017年 1月 深い森のとどけもの(コラージュ/染め花/フエルト/フラワーアートの4人展)
  2018年11月 個展 いつまでも
2019年 7月 コラージュ作品をまとめた作品集 POUL TOUJOURS(いつまでも)を刊行。
10月 POUL TOUJOURS(いつまでも)刊行記念個展<南青山ギャラリー晴れ>
2020年 5月 パン・オ・スリールにて「夢みるパセリ展」
2021年 6月 パン・オ・スリールにて「花実景」

 

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