【報告 キットパス皆画展】トークイベント「障がいのある人と働くこと」2017_0729

日時:2017年7月29日(土)18時半受付開始、19時〜21時
ゲスト:齋藤正(目黒区心身障害者センター)     
仙葉淳治(公益財団法人 東京しごと財団)     
大山隆久(日本理化学工業株式会社代表取締役社長)
コーディネーター:加藤未礼(おおきな木)
KAIDO!projectは、「働く幸せ」について考えていく場を増やしたいと考えています。
初めてのトークイベントは、障がいのある人と働くことをテーマに開催しました。
障害者雇用の現状に詳しい齋藤正さん、仙葉淳治さん、皆が働きる社会を目指し、知的障がい者雇用70%以上を実践している日本理化学工業の大山隆久さんがをゲストに迎え、鼎談という形をとりました。
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パンオスリールは、この日、17時で閉店。急いで会場の準備を整えます。片隅では当日の資料を整えます。手作りの会のはじまりです。
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障がい者を積極的に雇用する日本理化学工業、障がい者を送り出す施設、障がい者雇用の仲立ちをするしごとセンター、それぞれの立場から、現場の今を語ってもらうと同時に、会場で聴く、様々な立場の参加者から、質問や課題が投じられました。障がいをもったお子さんを育てるお母さん、障がい者雇用をすすめたい企業、雇用のすそ野を広めるうえでの制度を整備していく行政など、本当に今回の参加者な多様。話す人、聴く人という立場を超えて、全体での意見交換が活発に行われました。
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終了後は、パンを囲みながら、さらに話したいことを深めていきます。
今日がひとつのキックオフとなり、「皆で考えていく」プロジェクトがスタートした実感がありました。
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コーディネーターをつとめた実行委員 加藤未礼 さんの感想です。------------------------

7月29日、無事にトークイベント『障害のある人と働くこと』終了しました。本当に多くの皆さんにお越しいただき、ありがとうございました!参加者の皆さんと懇親会でお話ししたときに、それぞれが1人で悩まずに、たくさんの立場の人と知恵を出し合って、課題解決に向かわないと、このまま平行線で終わるなと危機感を感じました。そして、私たちのプロジェクトの社会的な役割はこうした文脈の違う人たちのハブをつくることだと実感しました。今後もアートや楽しいこと、自分ごととして関われるきっかけを手段に、こうした場をつくったり、媒体で障害のある人たちの存在意義を感じられるような発信などをしていくことを担って行きます。                                                                     

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