「パン屋で落語~第3回スリール亭」、満員御礼で大盛況のうちに終了しました。
2015年1月22日 19時~
インフルエンザやお仕事で、キャンセルも出ましたが、当日来てくださる方も同じくらいいらっしゃって、ふたを開ければ大入り満員65名程。ぎっしり。通路の立ち見も出ました。また、今回は、いつもパンを買いに来てくださるお客様が増えてきました。「ずっと来たかった、3回目でやっと来れた」など、うれしいメッセージもいただきました。
近所のおじさんやおばあちゃんたち、大学の先生、NPOのひと、アーティスト、主婦に編集者、広告マン、金融関係、太極拳の先生、美容師さんや学生さんなど、まさに多様なひと、多様な年代の集まりです。そういう意味ではパン屋と落語って、同じかんじですね。
第3回の噺家さんは、入船亭小辰さん、開口一番は柳谷さん坊さん。
さん坊さんの演目は「長命」。もうすぐ二つ目に昇進することが決まっている小辰さん。すでに貫禄を感じます。
変わって二つ目の小辰さん。演目は「転宅」。中入り後、「御神酒徳利」。会場がどんどん引き込まれていくのを感じ、わくわくしました。
噺家さんは、お客様の様子を見ながらその場で演目を決めていくそうです。(すごいですね。)
スリール亭のお客様は、「落語が初めて」「パンも魅力的」という方が多く、初めての生落語を楽しみに来てくださいます。「落語のファンになった」と、その後、ほかの寄席に足を運ぶようになる人も少なくないみたいです。ちょっとは落語界にも貢献できているかも・・。
終了後は、お楽しみの懇親会。噺家さんを囲んで、パンをたくさん食べていただくおなじみのひとときです。懇親会では、サービス精神旺盛なおふたりが、お客様のところを回って、またまたおもしろい話をしてくれたようです。
次回は4月。お楽しみに!
参加した方々の感想から・・
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昨夜のパン屋さんの落語会「スリール亭」は、3席の落語のあと、天然酵母のおいしいパンの数々をいただきながらの懇親会がありました。
着物から私服に着替えた落語家さんからうかがったのは、日々のお仕事の話のほか、着物のお手入れ、メガネ事情、勝負服ならぬ勝負手ぬぐいのあれこれなど、知らぬ世界の興味深い話ばかり。たとえオフな話でも…やっぱりプロはプロ。巧みな話術でたくさん笑わせてくださいました。
20代30代の若い落語家さんでしたけれど、さすが粋の世界に生きる方、使う言葉がとてもきれい。雑談であっても丁寧に紡がれた日本語は心地よく、たっぷりの余韻もいただいた素敵な夜でした。
ああ、もう本当に楽しかった! こんな出会いを作ってくださった、パン・オ・スリールのみなさんに感謝感謝です。呢個麺包舗有多一個“幸福”喇♡
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今日、初めてコタツじゃない、小辰を聞いて、見た。 写真の彼がコタツ。 上手い。二つ目って思えない。どんどん人生経験を積んでほしいな。深い笑いと涙が期待できそう。 楽しい夜だった。
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コタツと出会ったのは、スリール寄席。おいしいパン屋さんが渋谷でやっている寄席です。 二つ目が出ているけれど、レベルは高いと見た。次は4月なんだって。楽しみ楽しみ。
いい時間を、パン オ スーリールの須藤さんありがとう!!