【報告】宇宙はJOYにあふれてる~Rynco個展 2020_10

2020年10月 13 日 ~ 10 月 24 日

秋も深まる店内ギャラリーは、毎年キットパス皆画展に出展しているRyncoさんの、はじめての個展でした。

シンガーソングライターとしても活躍するRyncoさんは、キットパスでアートをするのが大好き。

すべてのひとの命を育む地球や自然に対する感謝の気持ちや、心にいっぱいにあふれる愛を、音楽や絵で表現しています。

今回は、キットパス・アクリル・水彩・色鉛筆などで描く作品の初個展です。

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●天から降りてきた作品群 ・・・・・・・・・・・・・・・・

 Ryncoさんは、シンガーソングライター。これまで、CDジャケットや、ワークショップなどを通して、パステルを用いたイラストを描いてきました。パンオスリールで開催している「キットパス皆画展」の第一回にお誘いしてから、キットパスという画材に出会い、すっかりその虜になったそうです。

今回の展示では、パステル画とともに、キットパス・アクリル・水彩・色鉛筆などをミックスして描かれた色鮮やかなRyncoワールドが展開しました。

 ひとつひとつの作品には、Ryncoさんの歌のタイトルがつけられています。

それぞれの作品と、それに込められた思い、歌詞も含めて、彼女のフェイスブックに紹介してあります。じっくりとご覧ください。 

 https://www.facebook.com/Ryncosmogony

 

 

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コロナ禍、ご自身の突然の病気など、ご自身にも、そして周囲や、世界中に、漠然とした不安が渦巻くなかですが、個展を目指して画材を手にしたとき、想像の世界が広がったような感覚で、次から次へと作品が生まれたという話を聞きました。まるで、アートが天から舞い降りできたような。

仕事の合間、家事の合間に、テーブルで、床で、絨毯の上で、、。とめどなく作品は生まれてきたそうです。

基礎から学んだ美術家ではない、とよくおっしゃっていますが、Ryncoさんのご自身の思いや経験や、すべての人や自然への愛が生んだアートです。

 

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【RyncoさんのSNSからの抜粋 】

1ヶ月半ほど、根を詰めて絵を描いてきた。
下ばかり向いてたからか、昨日あたりから背中が痺れてきたわ〜。
私の描いているものを絵と呼ぶのか色遊びなのか自分でもよくわからないけれど、とにかく今まで買い貯めたものの滅多に使わなかった画材などをあれやこれやと駆使して描いてみた。
油絵だけは未だ描いたことがないけれども、アクリル絵の具の面白さもはじめて知った。
基本的に全てに使っているキットパスは、今までよりも描き方に進歩あり。
他の画材から描き始めても最後にキットパスを使うと深みが増すのだ。
・・・
そして、今回の絵の登場人物は真っ裸さんが多数。
理由は?
洋服を着せる理由が見つからなかったから。
世の中は、色々制限されているように見える昨今、、、実は根本的に解放されているんじゃないかと思う。
だから心は真っ裸‼️
それでいいんだと思う。
 

 

 

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小さな羊毛フェルト人形たちも登場します!

Ryncoさんのやさしい世界に登場する人たちが、立体になってユーモラスによみがえります。バッグやコートにつけようと、希望する人が多く、

同じようなお人形をたくさんつくる宿題が、Ryncoさんに課されました。

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【RyncoさんのSNSからの抜粋 】
元気になる色のマジック。
私は技術的なものはお恥ずかしいながら、美大予備校に通っていた頃から、デッサン力はイマイチ。。。でも色彩はまぁそれなりに褒められてたことを思い出す。
淡いナチュラル系の歌や絵
ビビッドなスカッと明るい歌や絵
どちらも私の中にあるもの。
想像の世界は止め処なく広がってゆく。
自分探しも同じに深く広く、きっと生きてる限り続きそう。
比較するのもなんだけれど、想像の世界の方が自由で透明な感じがある。
 

 

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小さなお人形やCDも販売。

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●店全体を包み込むあたたかなウィンドウアート・・・・・・・・・・・・・

 搬入の日、Ryncoさんは、パン・オ・スリールの大きな窓に、展示のタイトルと、絵を描きました。

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 動画はこちらです

https://www.instagram.com/p/CGOlp0ulDYA/?fbclid=IwAR2LfCDddgn1gBXgS4xenmgnTbGkca6OUI3dyLn1UUFaG8jfFYQnwW45k6E

 

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窓に描いた絵は、明け方には、カーテン越しにまるで影絵のような趣を見せてくれます。

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そして夜には、また違う顔を見せてくれます。朝が早く、夜まで長いパン屋には、一日中楽しめるアートです。

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展示が始まると、Ryncoさんは、正面の窓ガラスにも、竜やイルカに乗る「シャーマンバビー」、虹や太陽を描きました。

パンオスリールは、外も中も、やさしい仲間たちに囲まれました。

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●歌と朗読と楽器とアート 心洗われたミニライブ ・・・・・・・・・・・・・・・・・

 会期中に、3回のイベントがありました。Ryncoさんの歌とその仲間たち、そして新しい出会いとなった方々とも。

 

※10月15日 「ヴィオラと朗読の会」

夏に続き2回目となる、女優有森也美さんとヴィオラ奏者太田史子さんのコラボ朗読会。ごく少人数で、フェイスシールド越しに、水色のRyncoさんの絵を背景に、水色のお話を聴きました。パン・オ・スリールで出会った、パン好きのアーティストたちの競演となりました。

 

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※10月17日  女優柳田ありすさんの朗読と、Ryncoさんの歌の競演。

ありすさんも、パン・オ・スリールのパンが大好きな常連さんです。今回は、お客様から女優に。朗々とした声が響き渡りました。

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【RyncoさんのSNSより抜粋】
心友 柳田ありすさんに朗読をお願いし、私が2曲 アンプラグドで歌いました。
こじんまりとですが、参加されたみなさんのとても温かなエネルギーに包まれて、楽しい時間となりました。
その様子を振り付け家の香瑠鼓さんがライブ配信してくださいました。

 

 

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【朗読したアリスさんのSNSより抜粋】
All good gifts
[宇宙はJoyに溢れてる]
音楽の奏で人、そして描き人である、アーティストRyncoさんの個展にて、
久しぶりに彼女の作品を朗読させていただきました〜
あ、うんの呼吸で、楽しかったなぁ
リンコさんの絵を見ていると音が聞こえて来ます。
きっと彼女の想像の世界では、色も音も自由にダンスしているんだろうな!
子どもの様な無邪気で自由な時空間。特に習ったことがないそうで。
彼女は、絵を描いている時、
音を奏でている時、詩を歌っている時、ジャッジが一切なくなって、
今ここ(プレゼンス)にいるんだろうな。
私も愛そのものになるこの瞬間だけを生きていこうと、思ったよ。

 

10月21日 歌声とライアーとシンギングリンの初コラボ演奏

 最終イベントは、こちら。シンギングリン奏者の白井タカさん、音楽家の新屋賀子さんの友情出演をお願いし、歌とライアーとシンギングリンの初コラボ演奏が開催されました。

 

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【RyncoさんのSNSより抜粋】

シンギングリン奏者の白井タカさん、音楽家の新屋賀子さんに友情出演をお願いし、声とライアーとシンギングリンの初コラボ演奏を試みました。
とてもとても心地よく、少人数ながら参加してくださった皆さんとステキなひと時を紡げました。
写真の時はマスクを取って写していますが、こんな世の中だからこそ、美味しいパンとアートや音楽のチカラが良い周波数を放ってみんなの心が優しくなった証の写真じゃないかと思います。

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●連日、賑わう店内。旧友あり、新たな出会いあり・・・・・・・・・・・・・

 

Ryncoさんは、実を言うと、店主の大学の同級生であり、女将の中学からの先輩後輩のなか。

会期中は、多くの旧友が次々と訪れ、本当に楽しい毎日で、感謝の気持ちでいっぱいです。

そして、Ryncoさんのご家族、友人、ファンの皆さん、コロナ以来しばらくぶりの再会も多々あり、さらに、新しい出会いもたくさんありました。

初日は、ちょうどテレビ朝日の「秋山とパン」の収録があり、後日、テレビにも出演!

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最終日まで多くの友人が訪れ、撤収をお手伝い。人徳ですね。

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 楽しかった2週間。ほとんどの作品が誰かの元に旅立ちました。

また来年秋。新たなアートを楽しみに。

 

作家RyncoさんのSNSより・・・・・

10日間の個展が昨日幕を閉じました。
たくさんの奇跡、感動、再会、出逢い、、、私にとって大きなgiftをいただきました。
そして個展会場となったベーカリー&ギャラリーのパンオスリールがまるでパワースポットのような不思議なことも色々ありました。
何よりパンが美味しくてみんなが幸せになるって素晴らしいことです。
今回の個展で、色は人をHappyな気分にしたり、懐かしさを感じたり、やはり音と同じく(音色)の持つバイブレーションが言葉の世界を超えて心、いや細胞まで届くことを確信しました。
お陰様でとてもたくさんの作品が気に入ってくださった方のところへ行くことになり、私は予想以上のことにびっくりしています。
今回描ききったことで、私の中のファンタジーの世界、、、歌にもあるTime of innocenceが、しっかり熟成した気がします。
ずっと中途半端な自分に納得がいきませんでしたが、今回の個展に向けてのエネルギー発散は、そんな私のコンプレックスを払拭し、私の活動の原点『平な時間』の本当の意味でのはじまりになったと思います。
このきっかけを作ってくださったパンオスリールの須藤ご夫妻、背中を押してくれた娘たち、床が絵具だらけになっているのを見てみぬふりしてくれた?(であろう)主人や、応援してくれたり観に来てくださったたくさんの友人たちに心から感謝します。
そして何より水性クレヨンのキットパスとの出逢いは、私の画風をたくさん広げてくれました。
最終日の撤収作業、私の最も苦手な仕事をほとんどその時に残っていた友人が完璧に手伝ってくださいました。
本当に本当にありがとう。
これからもRyncoワールドが空気のように見えないけれど大切な存在となれるよう、また新たな時間を紡ぎたいと思っています。
楽しすぎて夢のような準備期間〜個展の10日間、すべてにありがとう

 

 

 

はがき

 

~All good Gifts~
。。。宇宙からの贈り物。。。

感じてごらん
見えないけれど
温かな色

感じてごらん
聴こえないけれど
柔らかな音

感じてごらん
あなたの心に降り注ぐ
宇宙からの贈り物
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絵の中に登場する不思議な存在たちが
素敵なStoryを語りかけてくれますように・・・
色の魔法が観てくださる方のこころに
たくさんのJoyを放ちますように・・・
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Kitpas(水彩クレヨン)・アクリル・水彩・色鉛筆などで描く作品の
初個展です。
小さな羊毛フェルト人形たちも登場します。
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=Profile=
Rynco
奏で人・描き人
Singer&Songwriter・ Artist
色から音が生まれ、音から色が生まれます。
アートや音楽を通して私の中から醸し出される音色を表現しています。
想像するその先に創造される作品たちが
多くの人々の心に伝わり優しく寄り添えますように。
魂のOriginに還る(平な時間)を共に・・・・
コンサート、色と音の(平な時間)ワークショップ、
楽曲提供、ポストカード、企業向け検診車デザインなど。

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