2020年3月3日~14日
3年目、3回目の個展となる版画家・近松素子さんの個展です。毎年楽しみにしている方も多いはず。
静かな版画に美しい色を乗せていくスタイル、哲学的ともいえるタイトルづけ。近松さんの作品は、どこにもない、誰とも違う、オンリーワンのスタイルです。
さらに、その静かな作品とうらはら?の、気さくで楽しい性格が、パンオスリールとウマが合い、今年もどんな2週間になるでしょう。お楽しみに!
作家より・・・・・
近松素子展 エブリデイ、フォエバ(everyday, forever) vol.3に寄せて
今年でパン・オ・スリールでの展覧会は3回目になります。銅版画 によるモチーフ達は相変わらずふわふわと画面に浮いております。 彼等が何を探して、何処に居場所を見つけたのか。 そしてまた何処へ向かうのか。移りゆく日々と、 変わらぬ思いを重ね合わせつつ、焼きたてのパンとお茶を楽しんで 頂ければと思います。
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19年秋・大阪と20年2月・銀座での個展では、 自分にとっての版表現に、改めて問いただすところもあり、 リスタートになる展覧会でした。
世の中は絶えず動き、変わらないものもある中で、 私はまた新たな居場所や流れる風景を探し出しています。 もうそれは始まっていて、版を使い紙に落とし込んでいます。
世の中は絶えず動き、変わらないものもある中で、
今回の展覧会は、改めての最初の第一歩。どう踏み出せるか、 私自身も楽しみたいと思います。
パン・オ・スリールもまた、進化しながらも変わらぬ居場所で私を 迎えてくれるのです。
主な個展
ギャラリー白(大阪)’90 ’99 ’00 ’04 ’07 ’09 ’11 ’13 ’15 ’17 ’19
Oギャラリー(東京)’08 ’10 ’12 ’14 ’15 ’16 ’18 ’20
OLD BOOK & GALLERY SHIRASA(神戸)’11 ’12 ’13
ギャラリーアライ(兵庫県西宮市)’16 ’18
他多数
主なグループ展
小さな版画とフレーム展(梅田蔦屋書店)
Internatinal Print Exchang programme(インド)’17
ギャラリズム in 中津(大阪・ギャラリー白より出品)’17
いきづく空間(大阪)’05〜毎年
アトリエ凹凸展(西宮・大阪・東京・仏・露)’93〜毎年